内科・脳神経内科

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生活習慣病


健康な身体で充実した毎日を


生活習慣病とは?

生活習慣病 池上さいとう内科クリニック


どんな病気なの??


身体によくない生活習慣の影響により、発症してしまう病気のことです。


当クリニックでは生活習慣病の中の高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・肥満などに力を入れて、診療しています。

【高血圧症】

生活習慣病 池上さいとう内科クリニック

我が国の高血圧の方は4300万人と言われています。


高血圧とは、診察室での収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90㎜Hg以上で、家庭で測定する血圧ではそれより低い収縮期血圧135mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上とされます。

高血圧は自覚症状がほとんどないのですが、放っておくと動脈硬化の進展のみならず心筋梗塞や脳卒中のような重篤な疾患を引き起こすことになります。

高血圧の方の多くが、本態性高血圧症と呼ばれる原因が明らかではないタイプになります。しかし、そのほかに頻度は少ないものの、甲状腺や副腎などホルモンの異常が原因になることもあります。そのような別の原因がないか血液検査での評価も可能です。

どうすれば血圧を下げられるのかということをよく聞かれます。


日本高血圧学会(高血圧治療ガイドライン2019)が提言しているものとしては


1、塩分制限

人間だけでなく、動物は生きるためには塩分が必要になってきますが、摂り過ぎると血圧上昇の原因となります。

平成29年国民健康栄養調査の結果では日本人の塩分摂取量は平均が男性で10.8g/日、女性で9.1g/日と言われております。6g/日を目安に減らすことが目標とされています。6gと言われてもなかなかイメージがつかないかも知れませんが拉麺1杯で種類にもよりますが、スープまで取ると6g程度の塩分が含まれているといわれています。


2、栄養素と食事パターン

 カリウムを多く含む野菜や果物の摂取することで塩分上昇させるナトリウムと拮抗的に働くことで血圧低下が期待できます。

 ただ、糖尿病をお持ちの方では過度な果物の摂取は血糖上昇につながります。腎臓の非常に機能が悪い方については、カリウムの摂取がおすすめできない場合もあります。

 バターや豚脂、肉の脂身な動物性脂肪である飽和脂肪酸やコレステロールの摂取を控え、サラダ油・オリーブオイルのほか魚介類などに含まれる多価不飽和脂肪酸の摂取、低脂肪乳製品が推奨されております。

3、適正体重の維持

 肥満の評価として、BMI(Body Mass Index)と呼ばれる項目があります。誰でも身長と体重さえわかれば評価が可能です。

 BMI=体重[kg]÷身長[m]÷身長[m]で評価されます。BMIがBMIが25以上で肥満と判定されます。

4、運動療法

 軽強度の有酸素運動を毎日30分、または180分/週以上行うことが推奨されています。

5、節酒

 エタノールで男性20-30㎖/日(日本酒1合、ビール中瓶1本、焼酎半合、ウイスキーダブル1杯、ワイン2杯に相当)

       女性10-20㎖/日(男性の約半分程度)

6、禁煙


をあげています。ただ、普段の生活習慣を変えることが必ずしも容易なことではありません。

また、血圧管理目標値については、疫学調査や諸外国に合わせて75歳以上では135/85、75歳未満では125/75と従来の目標値より厳格になっております。

個々の患者様に合わせたアドバイスや必要に応じて薬剤治療を行いながら、患者様の安定した血圧コントロールのための治療を行っています。


【糖尿病】

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身体にとって糖質というのは非常に大切なものです。身体の多くの臓器にとって糖質は必要であるため、血糖を上げるホルモンはたくさんあります。それに対して血糖を下がるホルモンというのはインスリンというもの以外にありません。このインスリンの分泌が減少したり、インスリンの効きが悪くなることにより身体の中で血糖を下げられなくなります。

症状としては、口渇、多飲、多尿、体重減少などが見られますが、無症状の方も多くいます。

糖尿病では血管が砂糖水にずっと浸されているような状況が続くために大きな血管から小さな血管まで傷んできます。

糖尿病になるとどのようなことが今後起こってくる可能性が高いのかについて以下に記載します。


[糖尿病網膜症]

眼の奥にある網膜の血管が傷つけられ生じます。糖尿病網膜症により失明することもあります。後天性視覚障害の主要な原因で35004000人程度が失明していると言われています。


[糖尿病神経傷害]

血管の障害により酸素や栄養が神経にも届きにくくなることで神経が障害されやすくなります。手足のしびれや痛みなどの症状や下痢・便秘、排尿障害などもでることがあります。


[糖尿病腎症]

腎臓は小さな血管の集合体であり、血液を濾過して尿を作る機能を担っています。そのため高血糖持続によりたくさんの血液を濾過する腎臓はダメージを受けて来て悪化してきます。透析導入の原因の第1位となっております。


[大血管障害]

心臓に還流する血管の動脈硬化を生じることよる心筋梗塞や狭心症、下肢に還流する血管の動脈硬化により歩行時に痛みやしびれ、重度の糖尿病では足の切断も必要なこともあります。また、頭を還流する血管にも同様に動脈硬化を生じるために脳梗塞を生じやすくなります。


血液検査の結果でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーと呼びます)という指標が1~2ヶ月程度の平均血糖を表します。この値が6.5%以上の方は糖尿病の可能性が高いので、会社の検診など血液検査で高血糖を指摘された方はお気軽にご相談ください。


【脂質異常症】

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脂質異常症とは血液中の脂質濃度の異常を示す病気です。

一般的に健康診断などで行う血液検査では、総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)、HDLコレステロールなどがあります。

LDLコレステロール140mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満、トリグリセライド(中性脂肪)150mg/dl以上を指します。

総コレステロールやLDLコレステロールの高値は冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)を引き起こすような動脈硬化の進展が言われています。

高度の中性脂肪の高値は膵炎を引き起こすこともあります。

現代では運動不足にもかかわらず、飲み会も多く、グルメ志向の方も多いことから、この値が崩れてしまっている方が多く見受けられます。

脂質異常症は、動脈硬化を進め脳卒中や心筋梗塞などの発症につながります。

脂質異常症では、合併症によりLDLコレステロールやNon-HDLコレステロールの管理目標値が異なります。

持病がある方ではより一層厳格な目標値が設定されています。

冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)を過去に起こした方➡LDLコレステロール<100、Non-HDLコレステロール<130

脳梗塞、糖尿病、末梢動脈疾患などある方     ➡LDLコレステロール<120、Non-HDLコレステロール<150 


【高尿酸血症】

  尿酸とはヒトの体内でプリン体が代謝されて生じる最終分解物質です。プリン体とは、肉、魚、穀物など食物全体に含まれる、うまみ成分と思っていただければよろしいかと思います。

尿酸産生が過剰になったり、尿酸排泄の機能が低下したり、またその両方により代謝のバランスが崩れると尿酸値が高値となり、様々な疾患のリスクとなります。血液検査で尿酸値が7.0mg/dl以上で高尿酸血症となります。


プリン体の過剰摂取を控えて、十分な水分摂取が推奨されます。


  • 痛風発作 足の親指のつけ根などの関節に尿酸塩の血症が析出することで生じます。突然始まる強烈な痛み、腫れ、熱感を伴います。

■プリン体の制限

 プリン体の多い食事…レバー、マイワシ干物、ちりめんじゃこ等

 プリン体の少ない食事…米類、野菜類全般、魚肉ソーセージ等

 プリン体の多いアルコール…ビール、紹興酒、甘酒など

 プリン体の少ないアルコール…ウイスキー、焼酎など


     健康診断など血液検査で異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。